お知らせ

川内優輝選手より大会へのコメントをいただきました(facebookより転載)

2025.01.24

川内優輝選手より大会へのコメントをいただきました(facebookより転載)

当大会お馴染みのゲストとしてお越しいただいている川内優輝選手より、今回大会においてゲストランナーとしてご出走いただいた感想等を投稿いただいておりましたので、以下にご紹介させていただきます。
   
   
~~以下本文~~
   
   
今日は鹿児島県指宿市で、いぶすき菜の花マラソンを走ってきました。

いつもは「招待選手」として最前列に並んで先頭を走っていましたが、まだ故障からの回復途上ということもあり、「ゲストランナー」として最後尾付近からスタートして2時間36分37秒(グロスタイム)で8位相当(ゲストのため表彰対象外)でした。

私のレース中は雨も思ったほど降らず、途中から晴れてきて、例年より風も弱く、涼しくてとても走りやすいコンディションでした。

これまでの菜の花マラソンでは、PMとして走った1回を除いて、真顔で先頭を全力で走っていました。

しかし、今日は今までの沿道の応援にも感謝の声をかけながら笑顔で子供やランナーとハイタッチもして楽しく走れました。

雨にも関わらず、大勢の指宿市民の方が傘を差したりカッパを着たり、中には家の窓から身を乗り出して沿道で応援してくれました。

段ボールに書かれた「川内優輝」の文字を何ヶ所も見つけて、その度にお礼を言いながら走ることができました。

さらに先頭からはるかに後ろを走っていたにも関わらず私に気づいてくださる市民の方も多く「待ってたよ!」の掛け声には感謝の気持ちでいっぱいになりました。

豚汁エイドも複数の場所にあったほか、湯豆腐、温かいお茶、常磐建設の名物大規模エイド等々、今年の寒さに効く私設エイドが多く見られました。

また、例年のように音楽の応援も沢山ありました。

テントなどで楽器を守りながら、またラジカセを置いて、沢山の音楽で励ましてくれました。

雨になると、どうしてもマラソン大会は沿道の人出が減り、ネット上での評価も下がりがちです。

実は私にとっても初めての冷たい雨のいぶすき菜の花マラソンでしたので「大丈夫だろうか」と正直言って心配していました。

指宿市のおもてなしの心は本物だと雨の菜の花マラソンを走って実感できました。

ゴール後には毎年恒例の山川の茶節を元気なおばちゃん達から頂いて温まりました。今日のような日の茶節最高です。心も温まりました。
   
その後は近くの白水館の温泉へ。
14時まで無料開放されていて、ゴール後すぐにジョグで移動したため、快適に過ごすことができて、大変幸せな気持ちになりました。

参加賞の食券を使って薩摩揚げ入りうどんやぜんざいを食べましたが、例年以上に身体が温まり、沁みる美味しさでした。

その後はマラソンキャラバンブースで写真撮影等の交流会。

幸い交流会中は雨が弱まり、100名以上の方に御来場いただきました。

最後に恒例の瀬古さんとMさんとトークショー。
雨のため、例年よりは少ない観衆でしたが、それでも大勢の方が聴きにきてくださいました。

雨のため、フィニッシュ後のブース会場は、いつもよりも人出が少なく、温かい物が提供される店には大勢の人がいるものの、それ以外の店は閑散とし、予定していたステージプログラム等が色々と変更になるような混乱は見られました。

それでもあの素晴らしい沿道の応援がある限り、今回のフィニッシュ後のブース会場の小さな混乱も対策を考えて、次回以降の雨の菜の花マラソンに活かしてくれるに違いありません。

温かい人々がいて、コース上の開聞岳と菜の花が美しく、砂蒸しや温泉があり、美味しい食事もあり、大会後もしばらく頭に残り続けて時々想い出してしまう「菜の花の街に」が大会会場でリピート再生されている、、、

だからこそ、アップダウンが激しく、決して「記録」を狙いやすいとは言えない菜の花マラソンに「記憶」を求めて、多くのランナーが出場するのでしょう。
      
   

   

   

   

   

   

   

   

   

   
   
川内優輝選手 facebookより転載
   
川内優輝選手 facebook
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